ポモドーロ・テクニックは勉強を効果的・効率的にする

2018年9月6日

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私は勉強を始める前に「なるべく効率的に勉強をして、その記録を残したい」と考えていました。

「効率的に」というのは、ダラダラ勉強することに意味はないと考えていたからです。「机に向かっている時間=勉強時間」では意味がありません。よく「昨日は10時間も勉強しちゃったぜ」といった自慢を聞いたのですが、その大体が「勉強をやろうという気持ちになっていた時間」でした。本当に勉強している人はそんな自慢をしません。

テキストや問題集ときっちり向き合って集中できた時間、これこそが勉強時間であるべきです。しかし人間の集中力はそう長く続きません。ちゃんと集中していた場合、1時間どころか30分も持たせることは困難です。

そこで何か方法はないかと探していたところに見つけたのが、ポモドーロテクニックです。「25分間の行動の後に5分間の休憩、そしてその繰り返し」というのは私が考えていた物事を集中する方法とマッチしていました。

そしてポモドーロテクニックを実践できて記録を残せるのが「Be Focused」というアプリです。この記事ではこのアプリの紹介をします。

 

 

Be Focused (ポモドーロ・テクニック)

Be Focused - Focus Timer

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このアプリはポモドーロ・テクニックを利用する際に便利なアプリです。

ポモドーロテクニックというのは「25分間などの短時間で集中して活動し、その後5分間の休憩を挟む」という流れを繰り返すことで、集中力を持続させ、高い生産性を発揮するといった手法です。

使い方

使い方はシンプルです。すぐ使いこなすことができるでしょう。

・タスクを作る

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まずは左上の「+」をタップしてタスクを追加しましょう。私は科目ごとにタスクを作りました。財務会計だけは計算と理論を分けていますが、TACでの授業が別立てだったからです。

 

・タイマーを起動させる

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下部の「時計」のアイコンをタップすると、タイマーが表れます。「▷」をタップするとタイマーがスタートします。25分が経過すると設定によってバイブレーションや音がなります。そして5分間のインターバルが与えられます。

「▷」をタップしたら、その科目に集中してください。後は終わりのタイミングをアプリが知らせてくれます。

もし勉強がいい調子であったり区切りが悪い場合は、終わりのタイミングをアプリに合わせる必要はありません。そういった場合には、私は休憩時間をカットして次の25分を始めたり、あと少しで終わるのであれば5分ほど勝手に延長して勉強をしていました。

下部に「Today 0/12」という表示がありますが、これは一日にどの程度活動するかの目標と実績です。25分間が一回終われば「1/12」という表示になります。目標は設定の画面で変更することができます。

 

・勉強の実績を確かめる

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下部の「グラフ」をタップすると、どのくらい勉強したかがわかります。グラフは時間ではなく「Work intervals」、つまり何回タイマーを起動させて25分の活動を行ったかが表示されます。時間も「Duration」で確認できます。

この画像はある年の7月の勉強時間です。「Work intervals」は合計で352回、「Duration」は146時間となっています。どのくらい頑張れたのかが一目瞭然ですね。

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画面中央の円グラフをタップすると、大まかにタスクの割合を確認することができます。その月に注力した科目やあまりやれていなかった科目が分かることで、翌月の勉強スケジュールを修正することができます。

 

授業や答練の実績を手動で加算する

このアプリはリアルタイムで行う自主学習のみを記録するものだと思われますよね。しかし、このアプリはタイマーを起動させなくても実績を加算することができます。そのため、ポモドーロ・テクニックを使えない授業や答練も、勉強時間としてカウントして管理することができます。

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タスクを作った画面で、タスクを右にスワイプすると「Edit」ボタンが出てきます。これをタップしましょう。

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すると、タスクごとのこれまでの実績一覧が表示されます。この画面の左下に「+」がありますので、ここをタップすることで1回分のインターバルを行ったことになります。例えば、60分の授業を行ったのであれば「25分✕インターバル2回=50分」という計算で2回「+」をタップすればいいでしょう。

この説明からお気づきのとおり、このアプリはすべてインターバルで管理されるので、分単位での調整はできません。私は授業や答練は大まかに把握できていればいいと割り切っていましたので、実際の授業や答練の時間から少し少なくなるようにインターバル数を加算していました。

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もし間違えてインターバル数を加算してしまった場合は、そのインターバルをタップすると編集を行うことができます。そこで削除を行ってください。

 

おわりに

ポモドーロ・テクニックは勉強以外にも使えます。実際に私はこの記事を書いている時にポモドーロ・テクニックを利用しています。25分間という短時間だからこそ集中できて記事が書けますし、漠然と1時間やるよりも生産性が高いと実感しています。ぜひ何かに集中したいシーンでポモドーロ・テクニックを利用してみてください。

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