・公認会計士試験で使う持ち物の一覧
・実際に使いやすかったアイテムの紹介
実際の試験で使ったオススメの持ち物を忖度なしで紹介します!

公認会計士の勉強にどんな道具を使うかは、好みが分かれるので選ぶのに時間がかかるかもしれません。
ただ、何を使うかを迷いすぎるのは時間がもったいないです。
公認会計士試験の勉強に使う道具で迷っている人は、この記事で紹介したものを使えば間違いないです。
しっくりしない持ち物があれば、それだけは自分で合うものを探してみてください。
目次
電卓:シャープ EL-G37
公認会計士を目指そうと思った人すべてが迷う道具、それが電卓です。
厄介なことに、公認会計士試験を受ける前に電卓を愛用していた人なんてほとんどいないので、何を基準に選べばいいかわからないはずです。
加えて、公認会計士試験で使用できる電卓には細かく規定があります
こんな理由から電卓を選ぶのは大いに迷うと思いますが、このシャープの電卓を使っておけばOKです。
この電卓は、公認会計士や簿記などを勉強するときの電卓として、TACとシャープと共同開発した電卓です。
ちょっとお値段は張りますが、公認会計士試験の電卓の規定なども考慮して作られているため、「本番で使えないかも…?」といった不安から解放させてくれます。
安い電卓と比べて、タイピングがとてもスムーズなので、ストレスなく勉強に集中することができます。
ちなみに、監査法人で働いているときは常にこの電卓を携帯しています。
合格後の相棒にもなってくれると考えると、かなり安い買い物でオススメです!

ボールペン:三菱鉛筆 ジェットストリーム 0.7mm 3色
論文式試験ではボールペンでの回答が必須です。
鉛筆やシャーペンで回答してしまうと、採点してもらえませんので、マジで注意してください。
さらに、論文式試験では試験時間中は一生文章を書く必要があるくらい問題量が多いため、書き心地の良いボールペン選びは重要です。
僕は普段の仕事や勉強もこのジェットストリーム1本で過ごしてます。
(シャーペンはほとんど使わない…)

このジェットストリームを選んだこだわりポイントは3つあります。
1つ目は「書きやすさ」です。
ジェットストリームは非常になめらかな書き心地で、力をあまり入れずともきれいにインクが出ます。
ジェットストリームを使った後だと、他のボールペンは「インクが出ずらいなぁ」という印象になってしまうほどです。
2つ目は「3色ボールペン」という点です。
論文式試験の勉強のときに次のような使い方をしていました。
- 「黒:文章構成を考える」
- 「赤:間違えたところにコメント」
- 「青:重要なところを改めて書き出す」
色ごとにペンを持ち替えるのが面倒なため、3色ボールペンというのは必須の条件と考えていたんです。
論文式試験では黒だけを使うことになりますが「普段から書き慣れたペンを使用すれば本番でもスムーズに書くことができるだろう」と考えていました。
だから、普段の勉強も本番も使える3色ボールペンがほしかったのです。
その点、このジェットストリームは3色ボールペンの割には程よい太さで持ちやすかったです。
3点目は「7mmの太さ」という点です。
7mmを使用したのは、5mmだとペン先のボールが壊れる可能性が高いからです。
論文式試験では丁寧に書くというよりも書きなぐることが多いため、ペン先にかなり負担がかかります。
書いている途中に壊れて芯を交換するということは大きなロスになりますので、できる限りトラブルを避けたいという狙いがありました。
替え芯が手頃な値段で様々な店舗で買えるのもポイントですね。
ちなみに、シャーペンの機能がついているボールペンもありますが、以下の2つの理由からぼくはおすすめしません。
- ペンが太くなって書きづらい
- シャーペンは機能が悪いことが多いので書きづらい
修正テープ:トンボ鉛筆 修正テープ モノエアー 5mm
ちなみに、この修正テープはセブンイレブンでも同系統のものを買うことができます。
なので、試験当日に壊れるなどのトラブルがあったら、お近くのセブンイレブンへ駈け込んでみてください。
修正テープを選ぶ際に悩むポイントは太さですが、5mmであれば太すぎず細すぎずで特に問題なく使用できます。
ちなみに、修正液は絶対にダメです!
まず、修正液は乾くまでに時間がかかりすぎです。
乾くまでは再度書くことができないので、時間のロスになります。
また、修正液では修正後の紙の厚みにムラが出ます。
そのため、ボールペンで再び解答しようとした時に文字が汚くなります。
修正液のメリットなんて1つもないので、おとなしく修正テープを利用しましょう。
シャーペン:ぺんてる スマッシュ 0.5mm
Amazonで「シャーペン」で検索して発見した商品で、ベストセラーで値段も手頃だったので買ってみたら、期待していた以上に書き心地がよくて、ずっと使っています。
実は、シャーペン本体よりも芯を選ぶことに悩みました。
太さや硬さが違うだけで書き心地や文字の見やすさが全く異なるのです。
時間に余裕があるのであればシャーペンの芯選びはこだわってみてください。
ぼくはいろいろと検討した結果、太さは「B」で少し柔らかめ、太さは「5mm」を使用していました。
一般的によく使用されているHBは固くて文字が薄くなりがちで、ぼくには合いませんでした。
BはHBに比べて柔らかいので、少し力入れるだけで濃い文字を書くことができます。
消しゴム:トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノPE01
消しゴムは何種類か試してみて、やっぱりMONOが一番でした。
消しやすさとカスの集まりやすさが段違いにいいです。
消しゴムの大きさは小さめがおすすめです。
下書きの書き直しはピンポイントで行うことが多いため、大きい消しゴムだと余計な部分も消してしまいます。
小さい消しゴムならそういった心配はありません。
定規:無印良品の定規
持ち物の中で最もこだわらなかったものが定規です。
なぜなら、ぼくは試験で定規を多用するタイプじゃなかったからです。
単に安くて筆入れに入るという理由で無印の定規を使いました。
「財務会計の連結財務諸表のタイムテーブル」「管理会計のボックス図」「問題文を分かりやすくするための線を引く」と、定規を使おうと思えば、使えるポイントはたくさんあります。
ただ、定規で丁寧に書くことよりも、フリーハンドで雑でもいいから時間短縮を優先しました。
とはいえ、定規は持っておかないといけません。
なぜなら、管理会計と経営学で定規を使わないと点数がもらえない問題があるからです。
管理会計では、主に最適セールス・ミックスの可能域の図示で定規が必要です。
経営学では、主にオプション取引のダイアグラムを描くときに定規が必要です。
蛍光ペン:パイロット フリクション
蛍光ペンは主に勉強中に使用していました。
試験にも持ち込みは可能ですが、蛍光ペンで色を付けて考える時間は、本番はあんまりありません。
フリクションを選んだ理由は単純で、「消せるから」です。
通常の蛍光ペンで間違えて引いてしまった場合、消すことができずにテキストが汚くなります。
その点、フリクションならミスってもすぐ消せるので、勉強する際にはとても役立ちました。
ホッチキス:マックス 携帯用ホッチキス
ホッチキス選びにおいて重視したのは「小ささ」です。
何十枚も留めるわけではないので、性能よりも筆箱に収まって邪魔にならないものが欲しかったのです。
このホッチキスは小さくて薄いので筆入れに簡単に収まってくれます。
性能も十分で、10枚くらいなら楽に留めてくれます。
租税法の法人税法の問題用紙が一番多いのですが、問題なく留めてくれました。
ホッチキスなんて試験で使うのかとも思われるかもしれませんが、ぼくは公認会計士試験においてホッチキスは必須だと考えています。
その理由はこちらの記事をご覧ください。
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公認会計士試験でのホッチキスの使い方
「持ち込み可能なものの中に、ホッチキスがあるけど、どうやって使うんだろう。 公認会計士試験では、短答式試験と論文式試験の両方で、ホッチキスの持ち込みが可能となっています。 しかし、試験を受けていないと ...
時計:リズム(RHYTHM) 目覚まし時計 電波時計

うっかり忘れがちなのが、時計です。
試験会場には時計がありませんので、時計は必ず持っていきましょう。
最近は腕時計をしない人も増えましたし、スマートウォッチも増えました。
特に、スマートウォッチは試験会場では禁止されているので、うっかりほかの時計を持っていないと、時計なしで試験に挑戦する可能性があります。
ちなみに、僕はこのリズムの時計と、普段から持っているアナログな腕時計を持って試験に挑みました。
普段からスマートウォッチ以外の腕時計に慣れている人は、腕時計だけでも全然OKだと思います。

まとめ:使い慣れたものが一番です
この記事はあなたの道具選びに少しでも役立つと幸いです。
もし、あなたが試験直前でこの記事を読んでいるのなら、この記事を参考に持ち物を変更する必要はありません。
これまで使ってきた道具があるのであれば、それで試験に臨んだ方が精神的に楽ですから。
ではでは。