公認会計士試験を予備校で勉強するとなると、数多くの授業を受ける必要があります。TACの2年コースを受講した場合だと、すべての授業をあわせてなんと210コマ!(答練の解説授業を除く) 1コマあたり3時間の授業ですので、授業だけで630時間も費やす計算となります。
仮に授業を校舎で受講すると、その時間を節約することはできません。
しかしWeb受講にすれば時間を大幅に節約することができます。
今回の記事では時間短縮を含めたWeb受講のメリット3つをご紹介します。
目次
時短ができる
Web受講では以下の2つをすることができるため、授業の時間を大幅に短縮することができます。
- 授業を自分の好みのスピードで受講できる
- 不要な部分を飛ばすことができる
授業を自分の好みのスピードで受講できる
TACのWeb受講では授業の速度を最大2倍速まで早めることができました。授業での講師のしゃべる速度は結構遅めですので、この機能はとても活用しました。
私はほとんどの授業の速度を1.4倍速にしていましたが、しゃべる速度が早い講師は1.2倍速にしました。
仮にすべての授業を1.4倍速を受講したとしましょう。「630時間 ÷ 1.4倍速 = 450時間」となりますから、180時間も授業を短縮したことになります。180時間というのは1ヶ月の勉強量に相当しますので、相当な短縮と言えます。
不要な部分を飛ばすことができる
授業ではおしゃべり好きな講師だと無駄話が多くなります。その無駄話が授業の間のふとしたリフレッシュにもなるのですが、あまりにも長いと聞いていられなくなります。また板書でかなり時間を使われる講師もいます。こういった時間は無駄ですよね。
Web受講ならば、そういった無駄な部分を飛ばすことができます。具体的な効果がどの程度かというのは正確に計算できないですが、仮に1コマあたり5分の無駄があってそれをすべて飛ばしたとすると、17.5時間の短縮となります。塵も積もれば山となるで、結構な時間短縮になりますね。
自分の計画通りに授業を受けられる
校舎で受講する場合には、決められた日時に校舎に行く必要があります。自分の勉強の進捗度などに関係なく授業は行われます。体調が悪いときだって行かなければいけません。このように校舎で受講するのは時間に制限が設けられてしまいます。
Web受講なら自分の受けたい時に受講することができます。
例えば、企業法の進捗度が遅れていてそれを一気に挽回したい場合、Web受講であれば一気に視聴をすることができます。
このように自分の勉強の進捗度に合わせて受講ができます。このほうがストレスなく勉強を進めることができます。
わからないところを何回でも視聴できる
Web受講は繰り返し何度でも視聴することができます。そのため授業の中でわからないところがあれば何度でも繰り返して視聴することができます。
わからないところというのは一回聞いただけでは頭の中に入ってきません。繰り返し聞くことによって理解することが多いです。
すでに受講した授業も、復習でわからなくなった場合に、すぐに確認することができます。
このように繰り返し授業を視聴できるということは、勉強の理解度を高めることに繋がります。
デメリット:自分を律して勉強する必要がある
ただしWeb受講にもデメリットがあります。それは自分が能動的に受講しなければならない点です。
校舎で受講する場合には、校舎に行くまでの手間は確かにありますが、校舎に行けば自然と授業が始まります。また決められた時間に校舎に行くという習慣が身につけば、授業を受けなくなるといったことはないでしょう。
しかし、Web受講するためには、当たり前ですがパソコンを立ち上げて自分で視聴する必要があります。校舎に行く場合と異なって、自分でどの授業を受けるのかを決め、自分で再生ボタンを押す必要があります。途中で停止することも可能です。要は授業を受けるも受けないも自分次第なのです。
Web受講はいわば自由なスタイルですが、だからこそ勉強の習慣が身についていな買ったり自分の意思が弱い場合には、全く勉強が進まないこともありえます。Web受講をする場合は強い意志を持って自分をコントロールして勉強を進めてください。
おわりに
Web受講のメリットはかなり大きいです。特に時間短縮の面では、校舎での授業よりも遥かに優れています。
公認会計士に短期合格したいのであれば、Web受講は必須ですので、ぜひ活用してください。