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【公認会計士試験】試験本番のプレッシャーとその対応策

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公認会計士に合格するための勉強時間は3000時間と言われています。これだけ勉強したのだから、絶対に合格したいと思うのは当然です。

しかし短答式試験は年に2回、論文式試験は年に1回です。勉強に費やしてきた時間を判断するにはあまりにも少ない試験回数です。

そんな試験で絶対に成果を出そうとすると、思わず力が入ってしまいます。力が入るだけならいいですが、気持ちがどうしても悪い方向になってしまい、試験に悪影響が出てしまうことも少なからずあります。そうなると試験結果は望んだものが得られなくなってしまうでしょう。

そこでこの記事では、本番の試験で発生するプレッシャーや緊張の説明と、その対処法を教えます。

 

 

勉強していればしているほど不安になる

本番が近づいてきて神経質になる・不安になるというのは、あなたがそれなりに勉強をした証です。勉強をそれほどしていないのであれば、もっと気軽な気持ちで試験に臨むことができるはずです。

私は勉強をし始めてから間もない頃、試験の雰囲気を知るために短答式試験を受けたことがあります。びっくりするくらい緊張はしませんでした。当然ですよね。短答式試験に受かるほどの勉強をまだしていなかった頃ですから、試験の難しさは全然わからず、落ちて当然と思っていれば「落ちたらどうしよう」なんていう不安は微塵もありません。受かったら僥倖だなーと思いながら受けましたが、当然落ちました。

その数カ月後、短答式試験の合格ラインにまで届いているだろうと思えるくらい勉強を積んで、再び短答式試験を受けました。前回の試験とは全く異なり、かなり緊張をしていました。前回と異なるのは、勉強を積み重ねたことだけです。それなのにここまで試験に対する感じ方が変わるのかと驚きました。

試験に対して不安を感じたら「勉強してきたのだから当たり前」と思ってください。多くの受験生がそう感じているはずなので、不安が多少あるくらいではマイナス要素にはなりません。

もし不安がないのであれば、よっぽど勉強をしてきて余裕があるのか、勉強が全く足りないので緊張にまで至っていないのかのどちらかです。

 

問題が解けなくてパニックになる

「見覚えのある問題・自信のある論点であるはずなのになぜか解答できない」「知らない論点ばかり」といったことで試験中にパニックになることがあります。

パニックになると、「後から振り返ると解答できたな」といった問題すら全く手につかなくなります。試験において一番なりたくない心理状態はパニックであると断言できます。

普段の答練ではパニックにならない人も、本番ではパニックになることが多いようです。このあたりの話からも本番の試験のプレッシャーというものが別格であるということがわかります。

 

緊張で書けなくなる

試験の回数は、短答式試験で年に2回、論文式試験で年に1回です。この機会に合格したいとみんなが思うはずです。

しかしその思いが行き過ぎると、緊張で何も書けなくなってしまいます。

短答式試験は緊張で解答できないということは少ないです。マークシートを埋めるだけですから、極端な話、運でなんとかすることができます。

しかし論文式試験の場合は、自分で答えを論述する必要があります。少しの言葉遣いで点数が左右しますし、その点数が合否を左右します。そう思うとできる限り得点ができるように書きたいと思い、考えが頭の中をぐるぐる巡って、最終的には筆が思うように進まなくなってしまうのも仕方のないことだと思いませんか。

 

対応策は「解けそうな問題をとりあえず解答してみる」

「パニック」「緊張」に陥ってどうしようもない時は、とりあえず適当な問題を解答してみてください。

解答するにあたって選ぶ問題は自分が解けそうなものがいいですが、「必ず正答する」といった気負いを捨てることです。むしろ間違ってもいいから自信を持って解答することが大切です。

スポーツでは精神状態が悪い状態で試合に臨んでいると「試合に入れてない」という言葉を使うことがあります。「試合に入る」ためには、簡単なプレーを何回かこなすと自然と精神状態が良くなっていくことが多いです。

私は試験でも「試験に入る」ことが大切だと考えます。

1問でもいいから解答できると、自然と心が落ち着いていきます。心が落ち着けば他の問題をより深く客観的に読むことができるため、どんどん解答することができます。

短答式試験の場合は、必ずといっていいほど簡単な問題がありますので、簡単な問題を探し出して回答してみてください。

論文式試験の場合は、頭の中で簡単に解答の道筋ができた問題をすぐに解いてしまいましょう。

 

おわりに

「不安」「パニック」「緊張」というのは、制御することは難しいです。

しかし対策はできます。上記したようにとりあえず解答してしまうというのは対策のひとつです。

また、そういったことが起こるということをあらかじめ心得ておくということも有用です。何も想定しないで本番で「パニック」になった場合、どうしたらいいのかわからなくなって対応の仕方はありません。しかし本番で「パニック」になるかも、と想定しておけば、いざなった時に少しは冷静でいられます。そしてその時の対応策として「とりあえず解答してみる」ということを実践できれば、落ち着きを取り戻せるはずです。

本番の試験はプレッシャーのかかるものと理解しているだけで、あなたは他の受験生よりリードしています。だから落ち着いて対処してみてください。